今月の花言葉は「芙蓉」です。
芙蓉は柔らかな花姿と、1日で枯れてしまう儚さから、
昔から美しい女性の例えとして使われてきました。
日本では室町時代から鑑賞されおり、鹿児島では木の繊維を
使って布を織っていたという記録も残っています。
葉が落ち、冬にかけて黄褐色に熟した実だけをつけた姿は、
「枯れ芙蓉(カレフヨウ)」とも呼ばれ、別の味わいがあります。
同じ時期に咲く“むくげ”、 “ハイビスカス”も同じフヨウ属に分類されます。
形も咲く時期も似ていますが、柱頭の先が上を向いているのが芙蓉です。