5月号の花は母の日に贈る花の代表の”カーネーション”。
ナデシコ科ナデシコ属。和名:和蘭石竹(オランダセキチク)。
別名:麝香撫子(ジャコウナデシコ)。原産地:南ヨーロッパ、西アジア。
花言葉:日本は無垢で深い愛。欧米:魅力、愛情、卓越、名声。
色別花言葉:赤⇒母への愛、ピンク⇒女性への愛・美しいしぐさ、
白⇒純粋な愛、黄色⇒軽蔑、紫⇒誇り・気品。
母の日の由来となっているのは、アメリカのアンナ・ジャービスの実話です。
1908年5月10日(この日は5月の第2日曜日だった)にアンナは
フィラデルフィアの教会で母親の追悼式を開き、母親の好きだった白い
カーネーションを捧げました。
(アンナの母は夫亡き後牧師を努め女手一つで子供を育て社会奉仕を続けた。)
その後アンナは「母の日」を祝日にする活動を続け、1914年5月の第2日曜日は
「母の日」と制定され国民の祝日になりました。
アンナの提案で存命する母親を持つ人は赤のカーネーションを母親を亡くした人は
白を自分の胸に着けるようになり、後々、カーネーションを贈る様になりました。
アンナの亡き母親への思いが胸に響く素敵な話ですね。
手洗いうがいを忘れません様にお願いします。
文・写真・編集
Y/S