10月の花言葉

10月の花言葉は”菊”です。

花言葉の『高貴』『高尚』『高潔』は気高く気品に満ちたキクの花姿に由来すると言われます。
菊の名前『窮まる(きわまる)』がその語源となり『一年の最後に咲く花』という意味であるとも
言われます。
キクの紋章は、キクを図案化した菊紋のうち、花を中心に図案化した家紋の事を菊花紋章と言います。
皇室、皇族の菊紋は、八重菊を図案化しています。
『十六八重表菊』は天皇や皇室を表す紋章であり、菊の御紋とも呼ばれます。

日本では、『万葉集』(759年以後)にはキクの歌がありませんが、『古今和歌集』
(905年頃)清少納言の随筆『枕草子』(996年頃)紫式部の長編小説『源氏物語』(1010年頃)
この頃の時代になって頻繁にキクが登場します。
『源氏物語』に多く登場する草花は、ナデシコ、キク、オミナエシの順になります。

イエキクは、奈良時代から薬草や観賞用の栽培が始まり、江戸時代には大菊が出来上がり、
花の大きさで大菊(花径18cm以上)中菊(花径9cm以上)小菊(9cm未満)に分けられます。

日本では、伝統的にキクが仏花や献花として使用されてきました。海外でも、フランスや
ポーランドなどで、白菊が墓参りに用いられ、中国や韓国でも葬儀に菊を用いる事が多いようです。
このように、キクは葬儀などをイメージする為、お見舞いには向かないとされています。
文・編集・写真
H/Y