白い贈り物!

 梅雨の半ば、ふと、傘越しに大きな木を見上げると、
真っ白の綺麗な椿が咲いていました。

 夏椿こと”沙羅の木”。
お釈迦が入滅した際に東西南北に生えていた沙羅の木が
合わさり林を覆い枯れたとされます。
そのため沙羅の木は仏教では聖樹との事。
 何か特別なオーラを感じます。
昨年はあまり咲いていなかったのですが、今年は機嫌よく
沢山咲いているらしいです。

お花は一日でポトリと地面に落ちますが、”落ち椿”も
中々趣のある姿をしていますね。

7月に入ってもうすぐ夏本番!
暑い夏前の静かな庭からの贈り物です。